ボルネオ・ダヌム渓谷
マレーシア領ボルネオの南東部にダヌム・バレー(Danum Vally)自然保護区があります。
ここは熱帯雨林の動植物や昆虫など多様な生命の宝庫として知られ、科学者たちの研究拠点になっています。
ボルネオフォレストロッジ(The Borneo Rainforest Lodge)の周りは樹高40メートルを超える熱帯雨林です。
夜明け、モヤに包まれ濃い緑の匂いに包まれています・・・印象的な声は”ギボン“と呼ばれるテナガザルの一種です。
互いのテリトリーを知らせたり、ラブソングだったり...。朝の森に響く素晴らしい声です。
キャノピーという吊り橋が突出木というひときわ高い木の間に張られています。もともとは樹冠を研究するためですが、一般の人々も恐る恐る渡っていきます。見下ろすと深い緑の海のようにも見える熱帯雨林から、鳥たちの声が大きく響いています。